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性行為せず感染するトリコモナスとは

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トリコモナス症は、膣での炎症を起こすのが特徴です。
初期には黄緑色のニオイを持つオリモノから自覚されることがしばしばあります。
細かく泡だった形状をしており、一見して異変を感知できる特徴を有しているのです。
同時に陰部に痛みや焼けたような感覚(灼熱感)、性交時に痛みを感じると言った自覚症状も現れます。
尿道と膣が近接していることから、膀胱炎などの尿路感染症を併発することもあります。

トリコモナスが膣に生息する性質であることからも明らかなように、性病の一種と認識されます。
感染経路も性行為や性的接触行為が中心です。しかしトリコモナスの感染経路は性行為に限定されていません。
注意すべきなのは公衆浴場やプールやトイレで感染する危険がある点です。この生命力の強さが他の性病にはない特徴と言えます。
なぜなら、トリコモナスは0.1ミリ程度の原虫に分類されるため、水分さえ存在する場所であれば人への感染性を喪失することなく、しばらくの間人体を離れても生存することが可能だからです。

確かに乾燥には弱い側面はあるものの、湿潤な条件さえ揃っていればトリコモナスに感染するリスクのある場所は、身近に存在しています。
公衆浴場等不特定多数人が集まる場所意外でも、見落としがちなのは、公共トイレや噴水式洗浄機付き便座、家族で共用しているタオルなどから感染する可能性があるのです。
これらの多彩な感染経路があるので、成人に限らず子供であってもトリコモナスに感染してしまうケースもあります。
幼い子供ではうまく座れず、トイレの便座に性器を直接接触させる事態も十分あるので、注意が必要です。

治療にはトリコモナス原虫駆除に効果のある、有効成分にメトロニダゾールを含む、フラジールの投与が一般的です。
用法は錠剤で250mgの容量を1日2回、10日間が治療の目安です。
副作用は少なく、時に吐き気や食欲不振等の消化管症状が出現することがある程度とされています。
確立した治療法があるとはいえ、トリコモナスに感染するリスクは身近にあります。
タオルの共用などは控えて、感染リスクを下げることが大切です。

治療薬はフラジールが有効

性病トリコモナスの治療薬として有効なのがフラジールという治療薬です。
この薬の有効成分はメトロニダゾール製剤という成分で、トリコモナス原虫細菌を取り込み、ニロトソ化合物を生成することによってDNAを切断するため、トリコモナスの症状を抑える効果があります。
トリコモナス症や細菌性膣症を根本的に治すことが出来ますので、パートナーと服用します。
薬の処方容量ですが、男女とも同じで1回250mgを1日2回、10日間用法を守って服用し続けます。
トリコモナスの症状は女性の方が症状が出やすく、男性の場合、感染しても自覚症状が出にくい場合もありますので注意が必要です。

トリコモナスの感染経路は性行為や入浴、プールなどの施設の利用や便座などがあります。
トリコモナスは放置しておくと、女性の場合、不妊症や早産を招く原因になります。
また性行為を通して感染者を増やす原因にもなりかねませんので、治療薬でもあるメトロニダゾール薬でしっかり治していくようにしましょう。

メトロニダゾール製剤の副作用は、内服剤を使用した場合は発疹などの過敏症状が出る場合があります。
膣錠の場合は、痒みや発赤などのアレルギー症状が出る場合や手足のしびれなど神経障害が出る場合があります。
発疹が出る、食欲不振になったり、吐き気や胃の不快感などの症状が現れた場合は医師に相談するようにしましょう。
今のところ重篤な副作用が出ることは滅多にありませんが、持病がある方やアレルギーのある方は事前に医師に服用していいかどうかを確認するようにしましょう。
過敏性の帰住歴がある方や脳やせき髄に疾患がある方、妊娠3か月以内の方、高齢の方などは薬を使用出来ない場合もあります。

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